USBハブって、結局どれでも同じじゃないの?
「USBハブって、どれも似たようなものでしょ?」
そう思って安いものを買い続けた結果、気づけばポートが足りなくて困っている方は多いのではないでしょうか。
実はポート数・給電能力・対応規格によって、使い勝手はまったく違います。
この記事では、Anker PowerExpand 6-in-1を学生時代から使い続けてきた筆者が、今の時代に本当におすすめできるモデルを用途別に比較・紹介します。
✅ この記事でわかること
- 持ち運び向けUSBハブの正しい選び方(ポート数・規格・重量)
- カフェ派・在宅兼用派それぞれのおすすめモデル比較
- 「ポート不足」で後悔しないための選択基準
約5分で読めます。
学生時代から使い続けたAnkerの、正直な話
学生時代、PCにHDMIポートが足りないという理由でAnker PowerExpand6-in-1を買いました。
それからずっと使い続けて、今も現役です。
仕事用途では今のところ困っていません。
HDMI・USB-A数ポートがあれば最低限の業務はこなせるし、コンパクトで持ち運びやすく、MacBookのスペースグレーに似た色味なのも気に入っています。
軽くてかさばらないので、外出先でも出しやすい。
「最低限の機能でいい」という用途なら今でも十分に機能します。
ただ、プライベート利用になると話が変わります。
StreamDeck Plusを追加したときは、本体に直接装着できるElgato製の専用ハブを選びました。StreamDeckに特化した設計で、これ自体は理にかなった選択です。
ただ結果として、デスクにハブが2台並ぶ構成になり、ケーブルも増えてきました。
プライベートで使うデバイスを全部つなごうとすると6ポートでは到底足りず、仕事用とプライベート用でケーブルを抜き差しするのも地味にストレスです。
「そろそろ1本の高性能ハブに集約したい」という気持ちが日増しに強くなっています。
正直に言うと、Anker PowerExpand6-in-1は今の時代に積極的におすすめできるモデルではありません。
「最低限の機能でいい・軽さ優先・予算を抑えたい」という条件が揃って初めて選択肢に入る、という位置づけです。
この記事は、そんな自分が「次のハブ」を選ぶために調べた結果をまとめたものです。
「どれも似て見える」USBハブ選びの迷いを整理する
USBハブ選びで一番困るのが「どれも似て見える」問題です。
価格が同じでも、ポート構成や対応規格が微妙に違う。
何が重要で何を妥協できるのか、わかりにくいんですよね。
実際に迷いやすいのはこの3点です。
- ポート数 ── 4ポートで足りるか、7〜9ポート必要か。「今は足りる」でも1年後に増える可能性を考えると慎重に選んだほうがいい
- USB規格・給電能力 ── USB-A/Cの比率、PD充電の対応W数。PCを充電しながら使いたいなら100W対応かどうかを確認
- 重量とサイズ ── 毎日持ち歩くなら100g以下が快適。在宅兼用なら多少大きくても問題ない
この記事では「毎日持ち運ぶ人」と「在宅でも使う人」の2パターンに分けて比較します。
2026年おすすめUSBハブ比較表|3モデル
※2026年4月時点の情報です。価格は変動する場合があります。
| 項目 | Anker 552(9-in-1) | UGREEN Revodok(9-in-1) |
Satechi V3(8-in-1) |
|---|---|---|---|
| 価格(目安) | ¥5,990 | ¥8,980 | ¥14,800 |
| ポート数 | 9 | 9 | 8 |
| HDMI解像度 | 4K/30Hz | 4K/60Hz | 8K/30Hz・4K/60Hz |
| PD充電 | 最大100W(出力85W) | 最大100W(出力85W) | 最大100W(出力85W) |
| USB-A | 3ポート(1x 3.0 / 2x 2.0) | 2ポート(3.0) | なし |
| USB-C(データ) | 1ポート(5Gbps) | 2ポート(5Gbps) | 4ポート(10Gbps×3 / 5Gbps×1) |
| 重量 | 約132g | 約112g | 約120g |
| こんな人向け | バランス重視・コスパ派 | 高画質・在宅兼用 | USB-C統一派・Mac派 |
各モデル詳細
Anker 552 USB-C ハブ(9-in-1)
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価格目安:¥5,990
| スペック | 詳細 |
|---|---|
| 接続 | USB-C(バスパワー) |
| HDMI | 4K/30Hz |
| USB-A | 3ポート(3.0×1・2.0×2) |
| USB-C データ | 1ポート(5Gbps) |
| PD充電 | 最大100W(出力85W) |
| SD/microSD | 各1スロット |
| 重量 | 約132g |
このモデルの強み
Ankerの定番9-in-1モデル。USB-Aが3ポートある点が特徴で、マウス・キーボード・USBメモリなどUSB-A機器が多い環境に向いています。
Amazonレビューでは「接続が安定している」「発熱が少ない」という評価が多く、長期間の安定動作を重視するユーザーに支持されています。
注意点
HDMIが4K/30Hz止まりのため、動画編集・ゲームなど滑らかな映像を求める用途には向きません。
USB-Cデータポートが1つしかないため、USB-C機器が増えてきた環境では物足りなくなる可能性があります。
こんな人向け:
USB-A機器が多い・コスパ重視・安定性を最優先したい人
|
|
UGREEN Revodok 9-in-1 USB-C ハブ

価格目安:¥8,980
| スペック | 詳細 |
|---|---|
| 接続 | USB-C(バスパワー) |
| HDMI | 4K/60Hz |
| USB-A | 2ポート(3.0) |
| USB-C データ | 2ポート(5Gbps) |
| PD充電 | 最大100W(出力85W) |
| SD/microSD | 各1スロット |
| 重量 | 約112g |
このモデルの強み
3モデルのなかで唯一4K/60Hz対応のHDMIを搭載。外部モニターでの作業が多い人には映像の滑らかさで差が出ます。
USB-CデータポートがAnker比で2倍の2ポートあり、USB-C機器が増えてきた環境に対応しやすい。重量も112gと3モデル中最軽量で、持ち運びにも適しています。
Amazonレビューでは「価格の割に映像出力がきれい」という声が目立ちます。
注意点
USB-Aが2ポートに絞られているため、USB-A機器が多い場合はポートが足りなくなることがあります。
こんな人向け:
外部モニター重視・在宅兼用・USB-C機器も増えてきた人
|
|
Satechi Slim V3 USB-C マルチ USB ハブ(8-in-1)
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価格目安:¥14,800
| スペック | 詳細 |
|---|---|
| 接続 | USB-C(バスパワー) |
| HDMI | 8K/30Hz または 4K/60Hz |
| USB-A | なし |
| USB-C データ | 4ポート(10Gbps×3・5Gbps×1) |
| PD充電 | 最大100W(出力85W) |
| SD/microSD | 各1スロット |
| 重量 | 約120g |
このモデルの強み
USB-Cデータポートを4基搭載した、USB-C完全移行を見越した先進的な構成。
MacBook・iPad・最新のAndroidスマートフォンなど、USB-C統一環境であれば変換アダプタなしですっきり使えます。
HDMIも最大8K/30Hzに対応しており、映像出力のポテンシャルは3モデル中最高です。
アルミボディの質感が高く、MacBookと並べたときの見た目も評判です。
注意点
USB-Aポートがゼロのため、USB-Aのマウス・キーボード・USBメモリを使っている場合は別途
変換アダプタが必要です。価格も3モデル中最高のため、USB-A機器が残っている環境には割高
感があります。
こんな人向け:
USB-C機器に統一済み・Mac派・見た目・質感も重視したい人
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こんな人におすすめ・こんな人は見送って
✅ USBハブが向いている人
- ノートPC1台でカフェ・在宅を行き来している人
- 外部モニター1台をHDMI接続したい人
- 最低限の拡張で済む、比較的シンプルな環境の人
⚠️ こんな人は他の選択肢も検討して
- モニター2台のデュアルディスプレイ環境を作りたい人(→ドッキングステーションへ)
- StreamDeckや外付けSSDなど、常時5個以上同時接続したい人
- 毎日複数のPCで使い回したい人(切り替えが煩雑になりやすい)
よくある質問
Q: MacBook以外(Windows)でも使えますか?
A: USB-C端子搭載のWindowsノートPCであれば問題なく使えます。ただし一部のThunderbolt専
用機能は非対応になる場合があります。
Q: 充電しながら使えますか?
A: 3モデルとも最大100W PD対応です。ハブ自体の消費電力分が引かれるため実際の出力は85W
前後になりますが、通常使用中の充電には十分対応できます。
Q: 発熱は大丈夫ですか?
A: 3モデルとも長時間使用での発熱は軽微という評価が多いです。ただし密閉されたバッグ内
での充電は避けた方が無難です。
Q: ケーブルは取り外せますか?
A: 3モデルとも本体一体型(直付けケーブル)です。ケーブル長は15〜20cmで、バッグに収ま
りやすい短さです。
まとめ|用途を一つ決めるだけで、選択肢はぐっと絞られる
Anker PowerExpand 6-in-1を学生時代から使い続けてきて思うのは、「最低限の機能でいい時期は確かにあった」ということです。でも環境が変わってデバイスが増えると、ポート不足はじわじわとストレスになっていく。
毎日持ち歩きつつ在宅でも使いたいならUGREEN、USB-C機器に統一済みならSatechi、コスパ最優先ならAnker
用途をひとつ決めてから選ぶだけで、後悔のない買い物に近づきます。
今のハブに少しでも不満があるなら、まず価格と口コミだけでも確認してみてください。


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